ぐい呑と言えど、見事な梅花皮が出ており見込みに指で付けたものなのか、ワンポイント釉薬が溜まり景色になっています。
そのまま大きくして抹茶碗になりそうですね。

雑誌「サライ」の掲載記事より
「岡本さんには、ぐい呑を作る時の決まりがある。それは　一日の最後につくること、だ。つまり食器や大きな壺から作り始め、抹茶碗へ移行した段階で"手と眼で取るバランス感覚"が最高潮に達する。そして、その緊張感を宿したまま、ぐい呑へと移る。大きな器の寸法で取ったバランスを、小さなぐい呑にうまく凝縮させるわけである」
(こちらの作品は一番館唐津本店にて展示しております)

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