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取り扱い作家

中里 太亀

中里 太亀
陶暦
1965 唐津に中里隆の長男として生まれる。
1988 父のもとでやきものを始める。
1993 柿傳ギャラリーにて、中里隆、奥三十郎、三人展出品。
1994 万葉洞みゆき店にて父子展出品。
1995 伊勢丹新宿店にて個展開催。以降、各地にて個展を開催。

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作品
作品01
作品02
作品03
ギャラリーからの作家紹介
「中里 太亀」

 現代には現代人が求める唐津焼があるという思いが中里太亀の作陶のテーマである。
多くの唐津の陶芸家のようにその規範を「古唐津」に求めてはいない。「鑑賞」を目的とした作品よりも使い勝手がよく、心地よい物、日常使いの器がテーマである。

 食卓に並ぶ氏の器は端正で他の器の邪魔をしない。よく展示会などで氏の作品を見る方、特に初めて見る方は「きれいすぎる」とか「おもしろみがもう少し」とコメントされることがあるが、どうしても他の物との取り合わせを考慮されているということが見落としがちになっているように思う。

 もし幾ばくかの装飾が氏の作品に施され、色の色調もより派手なものになった時、果たしてその器を食卓に向けて選択するだろうか。食卓は陶器だけでなく、塗もあれば染付磁器もあるだろう。総合的なバランスを考えると氏の作品の引きの美学が分かるのではないだろうか。隆太窯にて氏の作陶を見た方も多いと思う。「轆轤がものすごく素早く、次々と作品が出来上がっていく」というコメントも雑誌等で度々見かけた方も多いだろう。しかし、初めて隆太窯へ赴き作陶風景を見たときは、素早いという印象よりも「なんとゆっくりで丁寧な作り方なのだろう」という印象の方が強かった。湯呑一個にむける氏の気迫が伝わってくるような轆轤であった。

 一年を通し、父隆と同様に全国で数多くの個展を開催する氏だが現代の唐津の器を制作するという姿勢は一貫している。器とその器を楽しむことが、人のライフスタイルをどれほど豊かにさせるものであるかということを改めて気付かせてくれる。中里太亀の現代の器づくりにかける姿勢はこれからも大きな可能性を秘めている。

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